2006年03月27日

ドッグフードは背徳の味





 葉車


 「今回の話は、ぜんまいの兄さんが
  子供のころに実際体験したことです。
  そう それは社会の闇だったのかも
  しれない




  夜景が見える電車に乗っていた
  少年は、同じく電車に乗っていた
  両親を不思議そうに見た


  手のひらには一つの缶詰


  母親は笑い顔を浮かべて
  これを食べるように薦める


  どう見てもドックフードである
  CMとかでよく見かけるアレである

  
  僕は何処に向かっているのだろうか
  そんな事を思い、窓の外をみるが
  ただ暗い闇が静かに息づいている


  そうか
  うちの家計は苦しいんだな
  ドックフードしか食べられないんだ


  まだ幼い少年は夜逃げという言葉
  すら知らなかったものの
  諦めにも似た絶望を感じていた


  父と母は笑っている
  本当に?

  
  僕はドックフードを食べた。
  一口

  
  食べれない味ではない
  むしろ、おいしいといっても
  いいのではないだろうか?


  しかし僕の心は
  犬の食べ物を食べているという
  罪悪感でいっぱいである

  
  そんな少年を乗せ
  電車は何処に向かっているのだろうか




  「ドナドナ」
安井かずみ訳詞・ショロム セクンダ作曲


ある晴れた 昼さがり
いちばへ 続く道
荷馬車(にばしゃ)が ゴトゴト
子牛を 乗せてゆく
かわいい子牛 売られて行くよ
悲しそうなひとみで 見ているよ
ドナ ドナ ドナ ドナ
子牛を 乗せて
ドナ ドナ ドナ ドナ
荷馬車が ゆれる

青い空 そよぐ風
つばめが 飛びかう
荷馬車が いちばへ
子牛を 乗せて行く
もしもつばさが あったならば
楽しい牧場(まきば)に 帰れるものを
ドナ ドナ ドナ ドナ
子牛を 乗せて
ドナ ドナ ドナ ドナ
荷馬車が ゆれる




 夜行列車の窓からは
 闇が忍び寄り
 少年は暗い未来に
 怯えるだろう
 
 もう、人には戻れない
 家畜の食べ物を口にしたのだから
 それは 背徳の道を進む儀式であるのだから
 
 首輪に繋がれ
 草を食み
 本能のままに
 
 



























  そのとき食べたものが
  これ(たぶんメーカーは違う)



コンビーフ.jpg




  コンビーフでした!

  
  後からこれがコンビーフといって
  人間が食べてもいいんだよって、教えられたのですが
  この人の道を踏み外したという少年の想いが
  のちの彼の人生に大きく影響を与える事になった

                      ・・・・・・のかもしれない




  幼い子供にコンビーフを
  缶のまま渡すのは避けましょう!




−後日談 裏話を読む−

2006年03月26日

カテゴリ「アニマルマニアル 家畜人のススメ」



 葉車

 「問題の画像



  猫ィ.jpg



  2度あることは3度ある
  3度あった事は一生続く

  まさかの大活躍!猫耳画像なのですが
  カテゴリ大好きの作者は
  実際の動物が殆んど出てこない
  カテゴリ
  「アニマルマニアル 家畜人のススメ」
  を作ってみました

  アニマルとマニアとマニュアルを
  合体させた感じです
  はい どーでもいいですね

  というわけで
  次回は

  ”ドッグフードは背徳の味”
  
  を書きたいと思います」

−後日談 裏話を読む−

2006年03月12日

少年は首輪をつけられて



  それは僕が小学3年生の頃だったかな
  ちょっと時期については曖昧なんだ
  あまりにも その記憶がショックだったから


  学校からの下校途中、スーパーの
  前に犬が一匹繋がれていた

 
  無邪気な僕はその犬に近づいていったんだ


  犬は吼えていた
  見知らぬ目の前の少年に対してなのか
  平坦な世界の理に対してなのか

  
  それでも、恐れをしらない少年は
  近づいていった





  ・・・



  何が起こったか分らなかった
  暫らくして痛みが僕を襲う



  泣いた
  泣きながら帰った
  途中のことなんて覚えてない
  世界は涙の海に沈んだ

  











  その後
  慌てた母により










動物病院に

 連れて行かれる




猫ィ.jpg




−後日談 裏話を読む−

2006年02月14日

第八話「うちのにゃんにゃん知りませんか?」


「チャンネル072(ゼロナナニ)を廻せ!」

  
 第八話「うちのにゃんにゃん知りませんか?」


 あっち向いてにゃんにゃん
 こっち向いてにゃんにゃん


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